こんにちは!うぉさかなです。
新しい趣味を始めたい!
よし、釣りをやってみよう!
とネットで調べると、簡単だからと「サビキ釣り」がおススメされることが多いです。
釣り歴30年近くになる私も釣りを始める方には、サビキ釣りをオススメします。
理由は、簡単に釣れるから・・・(ΦωΦ)。
でも、簡単、簡単、と言われるサビキ釣りも初めてだと、
「何をどうすればいいのか分からない---(;゚Д゚)---!」
ってなりますよね?
知り合いに釣り経験者がいて教えてくれたら一番いいのですが、1人で始めようと思っている方もいるんじゃないでしょうか?
そこでこの記事では、これからサビキ釣りをやってみようと思っている方に向けて、
「サビキ釣りのやり方(動かし方)」
を紹介します。
釣竿の持ち方などの基本的なことと、サビキ釣りで初めての1匹を釣るまでの手順を9つに分けて詳しく紹介していきます。
訳も分からずやってみても魚は釣れるかもしれませんが、きちんとした手順で釣りをすれば、より確実に魚が釣れるはずです---(゚∀゚)---!
ぜひこの記事を読んで、楽しいサビキ釣りに出掛けてみて下さ~い(´▽`)/
【もくじ】
1.初めてのサビキ釣りは「足元サビキ」
サビキ釣りには、ウキを付けて仕掛けを投げる「ウキサビキ」や、ハリにエサを付ける「トリックサビキ」などいくつか種類があります。
今回はサビキ釣りの中でも最もシンプルで簡単な「足元サビキ」というサビキ釣りのやり方を説明していきます。
足元サビキとは、堤防から海に向かって釣竿を出して、そのまま真下(足元)に仕掛けを落として魚を釣るサビキ釣りのやり方です。
(堤防でみんながやっている、普通のサビキ釣りのことです。)
「仕掛けを投げる」という動作が必要ないので、初めての釣りにはピッタリな釣り方です---(゚∀゚)---!
足元サビキの手順は、
- サビキカゴにアミエビを入れる
- 仕掛けを海に落とす
- 2mほど仕掛けを沈める
- 釣竿を上下させてアミエビを出す
- アミエビの中に仕掛けを入れて待つ
- 寄ってきた魚がハリに食い付く
- リールを巻いて魚を釣り上げる
- 魚からハリを外す
- クーラボックスに魚を入れる
の9工程を繰り返しながら、魚を釣っていきます---(゚∀゚)---!
先に、基礎知識としてリールのセッティングと釣竿の持ち方、リールの使い方を説明してから、足元サビキの手順を説明していきますね。
足元に仕掛けを落とすだけの簡単なサビキ釣り---(゚∀゚)---!
2.リールのセッティング
サビキ釣りでは上の形をした「スピニングリール」を使いますが、釣りをする前にいくつかセッティングしておく必要があります。
1.ドラグノブを締めておく
リールには大きな魚が急に引っ張ったときに、ブレーキをかけながら釣糸を送り出し、釣糸が切れないようにする「ドラグ」という機能があります。
上の写真にある「ドラグノブ」を右に回して締め込むと、強い力で引っ張らないと糸が出なくなります。
逆に、左に回して緩めると弱い力でも糸が出ていきます。
ドラグ機能を上手く使うことで、細い糸でも大きな魚を釣り上げることが可能になりますが、小さな魚をたくさん釣るサビキ釣りではドラグ機能の出番はありません---(T▽T)---!
サビキ釣りをするときには、ドラグノブを右に回して(時計回り)固くなるところまで締め込んだら、1周左回りに戻すぐらいにしておきます。
(ギチギチに締め込んだままにしておくと、ドラグシートという部品が壊れてしまいます---(;゚Д゚)---!)
ドラグノブを締める---(゚∀゚)---!
2.ストッパーをONにしておく
スピニングリールには、写真の「ストッパー」と呼ばれる部分が付いています。(※無いリールもあります。)
ストッパーが「ON」ならハンドルは前にしか回らず、「OFF」なら前にも後ろにも回ります。
釣りをするときには前にしか回さないので、ストッパーは「ON」にしておいて下さい。
「OFF」状態で使うとリールが逆回転したときに、釣糸が出てグチャグチャになってしまいます---(;゚Д゚)---!
ストッパーはONで使用する---(゚∀゚)---!
3.釣竿の持ち方とリールの使い方
次は、釣竿の持ち方とリールの使い方を説明します。
1.釣竿の持ち方
釣竿はリールを中指と薬指で挟むように、にぎると滑りにくく力が入れやすくなります。
指の間にリールを挟む---(゚∀゚)---!
2.リールの使い方
リールは、ハンドル部分を持って前に押し出すように回すと、道糸(リールに巻いてある釣糸)を巻き上げることができます。
このとき、リールの「ベール」と呼ばれる部分が寝ている状態で、また道糸がベールの外側を通っていないと釣糸が巻けません---(;゚Д゚)---!
リールから道糸を出すとき(仕掛けを海に落とすとき)は、リールのベールを起こして、道糸をフリーな状態にします。
リールのハンドルを前に回すと糸が巻ける---(゚∀゚)---!
4.足元サビキのやり方(動かし方)
釣竿の持ち方とリールのセッティング、使い方はOKでしょうか?
ここからは、足元サビキのやり方(動かし方)を説明していきます(´▽`)/
1.サビキカゴにアミエビを入れる
まずは、「サビキカゴ」に、エサの「アミエビ」を入れます。
サビキ釣りは、水中で広がったアミエビと仕掛けに付いている「擬餌針(ぎじばり:エサに似せた偽物のハリ)」を間違えさせて、食わせる釣りです。
「すいこみバケツ」というサビキ釣り用のバケツを持っているときは、仕掛けを持ってすいこみバケツの底をサビキカゴでトントンと叩くようにすると、勝手にアミエビが入ってくれます。
すいこみバケツが無い時は、スプーンやお箸を使って直接アミエビをサビキカゴの中に入れます。
直接入れるときは、アミエビをザルなどに入れて水分を切っておくとお箸やスプーンで扱いやすくなります。
サビキカゴに入れるアミエビの量は、7~8割ぐらいにしておきます---(゚∀゚)---!
(アミエビを入れ過ぎたり上から押さえつけると、水中で出にくくなります。)
アミエビをカゴに入れるとき、ハリが引っ掛かったり、仕掛けがからみやすくなるので気を付けて下さい。
仕掛けをまっすぐに伸ばしておくと、トラブルになりにくいですよ。
サビキカゴにアミエビを7~8割入れる---(゚∀゚)---!
2.仕掛けを海に落とす
次は、アミエビを入れたサビキカゴ(仕掛け)を、海に落とします。
アミエビをカゴに入れたら、釣竿の先が周りの人に当たらないように気を付けながら、堤防際まで移動します。
移動するときは、釣竿を持っていない方の手で、カゴの少し上を持つようにすると仕掛けのからみを防げます。
堤防際まで移動したら仕掛けを離し、海に向かってまっすぐに釣竿を伸ばします。
釣竿の先から真下に、仕掛けがぶら下がっている状態にします。
次に、道糸を釣竿を握っている人差し指に引っ掛けて持ちます。
釣竿を持っていない方の手で、リールのベールを起こします。(この状態で指に引っ掛けた道糸を離すと、リールから道糸が出て、サビキカゴと仕掛けが海に落ちていきます。)
人差し指を伸ばして道糸を離し、仕掛けを海に落して下さい。
ぶら下がっていた状態のまま、真下に落します。
この時、リールの「スプール(糸が巻いてある部分)」を手で押さえてあげると、落ちる速度を調整できます。
リールをフリーにして仕掛けを海に落とす---(゚∀゚)---!
3.2mほど仕掛けを沈める
サビキカゴが2mほど、水中に沈んだら道糸を出すのを止めます。
魚がいる水深は日や時間によって違いますが、活性が高い(エサを食べたい状態)ときは、水面近くで釣れることが多いです。
まずは、水面近くで魚が食いにくるか調べます。
落としたサビキカゴが2mぐらい沈んだら、リールのベールを戻して(寝かす)道糸が出ていくのを止めて下さい。
仕掛けを沈め過ぎたときは、水面近くまでリールで巻いてもらえたら大丈夫です。
※水面近くで釣れなかったときは?
アミエビを入れたサビキカゴを何度か投入しても、水面近くで釣れないときもあります---(;゚Д゚)---!
海底付近など、もっと深いところにいるのかもしれません。
道糸を止めるタイミングを遅くして、だんだんと深いところを探ってみて下さい。
予備知識として、イワシやサバは表層付近、アジは海底付近で釣れる傾向があります(ΦωΦ)
2mぐらい仕掛けを沈める---(゚∀゚)---!
4.釣竿を上下させてアミエビを出す
魚を寄せるために、釣竿を上下に動かしてサビキカゴの中のアミエビを水中に出します。
釣竿はゆっくりと1mぐらいの幅で動かせばOKです。
透明度が高ければ水中のサビキカゴを見ながら、釣竿を上下させると分かりやすいですね。
サビキカゴが上に持ち上げられて、また沈むときにアミエビがサビキカゴから出ていきます。
3回ほど上下させれば、サビキカゴの中のアミエビは全て出るはずです。
アミエビをサビキカゴから出す---(゚∀゚)---!
5.アミエビの中に仕掛けを入れて待つ
次は、水中で広がったアミエビの中に、サビキ仕掛けを入れて待ちます。
サビキカゴから出たアミエビが水中で広がると、アミエビの匂いに釣られて魚の群れが寄ってきます。
魚が寄ってきたときに、広がったアミエビの中に仕掛けの疑似針がまぎれ込んでいることが大切です。
アミエビは、左右に流されながら沈んでいくので、釣竿を動かして出来るだけアミエビの中に仕掛けがまぎれるように操作して下さい。
アミエビの中に紛れ込ませる---(゚∀゚)---!
6.寄ってきた魚がハリに食い付く
アミエビに集まってきた魚たちはアミエビを奪い合うように食べるので、アミエビに似ている擬餌針を間違えて食べてしまいます(ΦωΦ)
擬餌針に魚が食い付くと、水中でキラーンと魚が反転しているのが見えたり、釣竿を持っている手にビクビクとした震えが伝わってきます。(これを、「アタリ」と言います。)
魚が寄ってきているのにアタリが無いときは、仕掛け(ハリ)のサイズが大き過ぎることが考えられます---(;゚Д゚)---!
魚が間違って疑似餌に食い付く---(゚∀゚)---!
7.リールを巻いて魚を釣り上げる
魚のアタリを感じたら、リールを巻いて釣り上げます。
ハリに掛かった魚は、ハリを外そうと暴れます。
釣糸が引っ張られ、釣竿が曲がり、釣竿を持つ手にブルブルとした震えが伝わります。
この魚が引っ張ることを、魚の「引き」といい、魚には悪いのですが釣りの最も楽しい部分です。
魚の引きを味わいながら、ゆっくりと釣り上げて下さい。
ハリに掛かった魚が途中で外れてしまうことを「バラす」と言いますが、バラさないように釣り上げるコツは、リールを一定のスピードで巻くことです。
魚が水面から出るまでリールを巻いたら、釣竿を持ち上げ、堤防の上におろします。
魚をバラさずに堤防の上まで、引き上げたら成功です。
ヤッター(´▽`)/
これで、1匹ゲットですね!!
リールを一定のスピードで巻いて釣り上げる---(゚∀゚)---!
8.魚からハリを外す
釣れた魚から、ハリを外します。
釣り上げた魚は地面の上でも暴れるので、素手でつかむと背びれなどが刺さり怪我をします---(;゚Д゚)---!
フィッシュグリップやタオルなどでしっかりと魚をつかみ、フィッシングプライヤーでハリをつかんで外しましょう。
ハリは、抜ける方向にクルリと回せば外せます。
地面に仕掛けを置いて魚を外すときに、仕掛けが最もからまりやすくなります。
できるだけ広いところで、仕掛けを真っすぐに伸ばし、仕掛けの下側(サビキカゴ側)から順番に魚を外していきましょう。
怪我をしないように魚からハリを外す---(゚∀゚)---!
9.クーラーボックスに魚を入れる
最後に釣れた魚を、準備しておいた冷たい氷水が入っているクーラーボックスに放り込みます(この締め方を「氷締め」といいます。)。
釣れたら出来るだけ早く締めるのが、魚を新鮮で美味しく食べるためのコツです。
地面で暴れた魚には砂などが付いているので、フィッシュグリップでつかんだまま、水くみバケツでジャブジャブ洗ってから放り込むとクーラーボックスの汚れが少なくて済みますね。
冷たい氷水に入れて氷締めにする---(゚∀゚)---!
5.まとめ
この記事では、「足元サビキのやり方(動かし方)」について紹介しました。
記事の内容をまとめると、
- リールのドラグノブを締めて、ストッパーをONにしておく
- アミエビをサビキカゴに7~8割入れる
- 釣竿の真下に仕掛けを落として、水面近くから探る。釣れないときはもっと深いところを探る
- 釣竿を大きく3回ほど上下させ、カゴからアミエビを出す
- 広がったアミエビの中に仕掛けの擬餌針がまぎれるように釣竿を動かし調整する
- 水中でアミエビの匂いが広がり魚が寄ってきて、ハリに食い付く
- リールを一定のスピードで巻いて魚を釣り上げる
- フィッシュグリップとプライヤーを使い魚からハリを外す
- 新鮮に持ち帰るために、すぐにクーラーボックスに入れて氷締めにする
を繰り返す。でした---(゚∀゚)---!
サビキ釣りで釣れる魚は小さいものが多いですが、アジもイワシもサバもハリに掛かれば大暴れし、ブルブルと気持ちのいい引きを楽しめます。
サビキ釣りは、初心者の方でも大きな群れに当たれば数時間で100匹以上釣ることも可能な夢のある釣りです。
初めてなのに100匹も釣れれば、もう釣りの世界から逃れられないかもしれません( ̄∀ ̄)
ぜひ、簡単にできる「足元サビキ」にチャレンジして、釣りの楽しさを体験してみて下さい!
めっちゃ楽しいですよ~(´▽`)/
では、また~(´▽`)/
サビキについてもっと知りたい方は、こちらの記事で詳しく紹介しています---(゚∀゚)---! ⇩
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