こんにちは!うぉさかなです。
気温が上がりポカポカ陽気の5月になると、アジやイワシなどが近くの堤防にも回遊してきて、いよいよ釣りシーズンが開幕となります。
釣れる魚の種類も増えて釣り人にはうれしい季節になりますが、みなさんは何を釣りに行っていますか?
私は冬の間も釣りに行きますのでオフシーズンはありませんが、春になると「アブシン」という魚を釣るのが、楽しみの1つになっています。
「アブシン」って魚、知ってますか?
アブシンとは、アイナメの子供のことです。
以前このブログで、春先3月後半に釣れるイワシのような小さなアブシンをウキ釣りで釣る方法を紹介しましたが、5月に入ると成長して親と同じような姿になったアブシンが釣れるようになります。
この記事では、
「大きくなったアブシンを堤防際の探り釣りで楽しむ方法」
について紹介します。
短い竿で堤防際にいるアブシンを、胴突き仕掛けや丸玉オモリ仕掛けで狙います。
生まれたてのアブシンはピクピクした小さな引きでしたが、成長したアブシンはビクビクとしっかりとした魚の引きを、糸を通して伝えてくれます---(゚∀゚)---!
親になったアイナメはなかなか釣れませんが、アブシンは数釣りが楽しめます。
食べる分だけ持ち帰って、から揚げにすると最高に美味しく頂けます。
ぜひ、気持ちのいい晴れた日に美味しいアブシンを釣りに出掛けてみて下さい!
楽しいですよ~(´▽`)/
【もくじ】
- 1.アブシンってどんな魚?
- 2.アブシンが釣れる季節と時間
- 3.アブシンが釣れる場所
- 4.アブシン釣りのタックル
- 5.アブシンの探り釣りの仕掛け
- 6.アブシン釣りのエサ
- 7.アブシンの探り釣りの仕方
- 8.アブシンの探り釣りのアタリと合わせ方
- 9.アブシンをたくさん釣るためのコツ
- 10.アブシンの締め方と持ち帰り方
- 11.アブシン釣りに持って行く道具
- 12.アブシンの料理
- 13.まとめ
1.アブシンってどんな魚?
アイナメという魚を関西ではアブラメと呼び、魚の幼魚のことを新子(しんこ)といいます。
アブラメの新子で「アブシン」。
そのままですね---(゚◇゚)---!
生まれたてのアブシンは体長6cmほどで、イワシのような見た目(背中が青緑色、体が銀色)をしていて、水面付近で群れを作って堤防周りを回遊しています。
今回狙うアブシンは、体長10~20cmほどの大きさに成長し、体は茶色に変わり、形も親とほぼ同じ姿になったアブシン(後半のアブシン?)です。
何センチぐらいまでをアブシンと呼ぶのか、あいまいなところですが、20cmを超えたら、もう新子じゃない気がしますね( ̄∀ ̄)
生まれたての頃は群れを作り水面付近を泳いでいましたが、成長するにつれて障害物を意識するようになり、堤防の壁際に張り付いたり、海底の岩礁や敷石帯などに隠れるようになって、段々と根魚としての生活をするようになります。
アブシンは今回紹介する「堤防際での探り釣り」の他に、ちょい投げ釣りや、敷石帯などでのウキ釣りなどいろいろな釣り方で楽しめることも魅力の1つです。
アブシンは、アイナメの子供---(゚∀゚)---!
2.アブシンが釣れる季節と時間
大きく茶色になったアブシンは、春から梅雨ぐらい(4月後半から6月いっぱい)までの昼間に釣れます。
成長に個体差がありますので、シーズン始めは小さなアブシンと大きくなったアブシンが混ざりながら釣れる感じです。
5月に最盛期を迎え、6月に入ると型は大きくなりますが、数は少なくなっていきます。
気持ちのいい季節に、早起きしなくても釣れるのでファミリーフィッシングにも最適です。
5月が最盛期。昼間に釣れる---(゚∀゚)---!
3.アブシンが釣れる場所
少し大きくなったアブシンは、堤防の壁や海底の岩礁帯、テトラポット、石畳、敷石帯などにいます。
3月後半に小さなアブシンが釣れた堤防の際で探り釣りをすれば、大きくなったアブシンが釣れるはずです。
堤防の中でも、近くにテトラポットがあったり、ケーソン(堤防を作っている箱状のコンクリート)の切れ目などがいいポイントになります。
サビキでアジを釣りながら足元でアブシン釣り、なんて合わせ技もアリかもしれませんね。
小さいアブシンがいた堤防の壁---(゚∀゚)---!
4.アブシン釣りのタックル
堤防際を探りますので、短い竿に小さなリール、道糸はナイロン2号の組み合わせがいいですね。
タックル選びのポイントと、私が堤防際の探り釣りでアブシンを狙うときのタックルを紹介します。
よかったら参考にして下さい(´▽`)/
1.釣竿
堤防際を探るときは壁のギリギリを狙いますので、長い磯竿などよりバスロッドやコンパクトロッドなどのリールが付けられる短い竿が使いやすいです。
テトラ竿と呼ばれる穴釣りなどに使う竿が、短くて軽くて1番使いやすいと思います。
私が使っている竿は、やわらかめのテトラ竿、
「プロマリン 極光テトラミニ150」
です。
全長150cmのグラス製の竿で、穴釣りや堤防際での探り釣りをするときの私のメインロッドです。
穂先がやわらかいので、アブシンがエサを食べたときにも違和感なく曲がり、食い込み抜群です。
竿が短いのもありますが自重69gと軽いので、一日中釣りをしていても疲れません。
グラス製ですが、竿が短い分感度も悪くありません。
竿のバット部分(根本の方)はしっかりした硬さがあり、チヌなどの思わぬ大物が食い付いたときにも、戦うことが出来るパワーを持っています。
仕舞寸法は驚きの39cmで、リュックサックの中にもスッポリと収まるため、移動するときにも便利です。
小さな魚でもよく曲がり、釣りの楽しさを教えてくれるお気に入りの1本です。
竿は短めのテトラ竿━(゚∀゚)━!
2.リール
竿は短めの物を使うので、リールも小型の物が使いやすいです。
スピニングリールでも両軸リールでも、どちらでも大丈夫です。
私が探り釣りをするときは、
「シマノ チヌマチック1001XT」
という小型両軸リールを使います。
チヌ釣り用の小型両軸リール(左巻)ですが、堤防際の探り釣りにもとても使いやすいリールです。
リールの高さが低いので大きくない私の手のひらにもしっくりと収まり、サミング(指で押さえて、糸の出具合を調整すること)しやすい形状になっています。
リールを握っている手の親指1本でクラッチのON・OFF(ラインがフリーになる)が出来るため、糸を出す、合わせを入れる、仕掛けを回収するなどの基本操作がスムーズに行え、とても快適に釣りが出来ます。
レベルワインダーと呼ばれる部品がハンドルを回すときに、左右に動き勝手に道糸がきれいに巻かれていくので、リール内に糸が入り込むようなトラブルもほとんど起こりません。
私が購入した「チヌマチック1001XT」には、付属品として浅溝のスプール(糸が巻かれる部分)が付いてきますので、使う分しか道糸を巻かない私には丁度良く、重宝(ちょうほう)しています。
値段はそこそこします(1万円ちょっと)が、ライントラブルが起こりにくい機能が満載で、とても使いやすいリールです(´▽`)/
チヌマチックのハンドルは、左右付け替えることが出来ません。
また、同シリーズには「浅溝スプール」が付いていないものもありますので、購入されるときには気を付けて下さい!
リールは、小型両軸リール━(゚∀゚)━!
3.道糸
魚が小さいので、ナイロンラインの2号ぐらいの太さがあれば切られる事もありませんし、アタリもしっかりと感じられます。
ただ、壁際ギリギリを狙うため糸がこすれるので、ラインチェックはこまめに行いましょう。
私は、
「ダイワ ジャストロン2号」
を使っています。
しなやかで癖のないナイロンラインです。
値段も安く、500m巻いてあるので、気軽に巻き替えることが出来ます。
両軸リールでよく起こるバックラッシュ(リールの糸がぐちゃぐちゃになるトラブル)してもすぐに復活出来るように、私は20mほど(上のリールで40回転)しか巻かないようにしています。
道糸はナイロン2号━(゚∀゚)━!!!
5.アブシンの探り釣りの仕掛け
探り釣りの仕掛けは、「胴突き仕掛け」か、「丸玉オモリ仕掛け」を使います。
1.胴突き仕掛け
自分で作れる方は、小さいめのハリを使って2~3本の仕掛けを作って下さい。
ハリスは短い方が、エサがよく動くのでいいと思います。
胴突き仕掛けは、ハリがいくつか(2~3本)付いているので幅広い層を1度に探れるのがメリットです。
また、ナス型オモリが仕掛けの下に付いているので、竿を動かし誘いを入れると、ハリに付けたエサがクイックに動くため、大きくアピールすることが出来ます。
市販品を買うときは、小さめのハリを使っている仕掛けをおススメします。
(市販品)胴突き仕掛けのセット方法
- ビニール袋から仕掛けを巻いている台紙を取り出し、台紙から仕掛けを引き抜きます。(台紙の右上から引っ張るタイプが多い。)
- サルカンの方に道糸を結び、スナップ付きサルカンの方にナス型オモリを取り付けたら出来上がりです。
胴突き仕掛けは幅広い層を探れる---(゚∀゚)---!
2.丸玉オモリ仕掛け
丸玉オモリ1個とハリ1本だけのとてもシンプルな仕掛けで、簡単に作れて、材料代が安く、トラブルが少ないのがメリットです。
丸玉オモリは1~3号、ハリは金袖の4号を使います。
少しだけアピール力を高めるために、ハリ上に蛍光ビーズを入れています。
仕掛けの作り方
丸玉オモリ仕掛けの作り方を紹介します。
簡単です---(゚∀゚)---!
- 道糸に丸玉オモリを通し、サルカンを結びます。
- 蛍光ビーズを通したハリスにハリを結び、20cmぐらいで切ります。
- ハリスが10cmぐらいになるように、サルカンに結んだら出来上がりです。
ハリスが長すぎると、竿を上下に動かして誘いを入れてもオモリだけしか動かなくなるので注意して下さい---(;゚Д゚)---!
オモリを通してハリスを結ぶだけ---(゚∀゚)---!
3.仕掛け作りに使う道具
仕掛けを作るための道具の選び方と、私が使う道具を紹介します。
よかったら参考にして下さい(´▽`)/
1.胴突き仕掛け
仕掛け選びのポイントは、小さなハリを使っている仕掛けを選ぶことです。
20cmほどに成長したアブシンも、カサゴのような大きな口はしていないので大きなハリでは掛かりづらくなります。
私が使う胴突き仕掛けは、
「ささめ針 ボウズのがれ 超小鈎胴突 Sサイズ」
です。
Sサイズは、ハリは秋田狐2.5号、幹糸は2号、ハリスは1号で作られていて、ハリは小さめですが、仕掛けはわりと強めな2本針仕掛けです。
仕掛けの全長は60cmと短いので、テトラ竿でも問題無く扱えます。
1パック2セット入りで、オモリは付属されていません。
胴突き仕掛けは、ハリが小さいやつ---(゚∀゚)---!
2.ナス型オモリ
胴突き仕掛けのオモリは、野菜のナスビの形をしたナス型オモリを使います。
オモリの重さは、1.5~3号ぐらいまでの間で、竿の固さや風の強さで使い分けます。
バスロッドやコンパクトロッドなら3号ぐらいが使いやすいと思います。
私が使うテトラ竿はやわらかめなので、1.5号のオモリを使っています。
よく行く釣り具屋さんに置いてあった、
「タクティクスエンジョイ 茄子型オモリ」
を使っています。
胴突き仕掛けはナス型オモリ3号---(゚∀゚)---!
3.丸玉オモリ
丸玉オモリ仕掛けを作るときに使うオモリは、1~3号の大きさを竿の固さや風の有無で使い分けて下さい。(迷ったら3号で大丈夫です---(゚∀゚)---!)
オモリは軽いほうがアブシンの食いはよくなりますが、竿が硬かったり風が強いときは、重いオモリにしないと操作しづらくなります。
私の使うテトラ竿はやわらかいので、風がなければ丸玉オモリ1号を使います。
私は、
「第一精工 王様印 パックオモリ」
を使っています。
丸玉オモリは3号---(゚∀゚)---!
4.サルカン
道糸とハリスをつなぐために、サルカンを使います。
サルカンの大きさは釣果に影響しませんし、どんな形のサルカンでも問題ありませんが、使用する丸玉オモリの穴に入ってしまうような極小のサルカンだけはNGです---(;゚Д゚)---!
サルカンは、1袋にたくさん入っていてお得な、
「ヨーヅリ ローリング サルカン徳用 8号」
を使っています。
極小じゃなければOK---(゚∀゚)---!
5.ハリス
ハリスは根ズレに強い特徴を持っている、フロロラインの0.8号か1号ぐらいをおススメします。
私は、
「サンライン ベーシックFC 0.8号」
を使っています。
ブラックバス釣り用のフロロラインですが、海釣りでも問題無く使えます。
300m巻きで安く買えます。
値段は安いですが、しっかりとした強度があり、ラインチェックさえしっかりとしておけば安心して使えるラインです。
ハリスはフロロ0.8号---(゚∀゚)---!
6.蛍光ビーズ
アブシンにエサをアピールするために、ハードタイプの小さな蛍光ビーズを1つだけハリスに通しています。
私は、
「ヤマシタ 20倍ビーズ ハード0号F(夜光グリーン)」
を使っています。
ビーズは暗いところで、うっすらと緑色に光ります。
無くてもいいけど、少しアピール━(゚∀゚)━!
7.ハリ
ハリは、小さなアブシンの口に入るように小さめの物を使います。
私は、
「がまかつ 金袖 4号」
を使います。
小物釣りでの万能針で、キスやハゼ、メバル、小アジなどを釣るときによく使います。
ハリの軸が極細で小さいため、魚が食い付くときに、口の中に吸い込まれやすく、掛かりが抜群にいいハリです。
釣り上げた魚からハリを外すときに、変な方向に力がかかって折れてしまうことがありますが、そこそこの魚(アジの25cmぐらい)であれば海から堤防の上まで抜き上げても折れない強度を持っています。
ハリは金袖4号---(゚∀゚)---!
6.アブシン釣りのエサ
アブシン釣りのエサは、シラサエビか石ゴカイを使います。
アブシンは動く物に反応するため、生きているエサがおススメです。
シラサエビを使うときは、エビを生かしておくために生きエビクーラーを別で用意しなければいけないため、ちょっと面倒です(ΦωΦ)
石ゴカイの方が、手軽に釣りに行けますね。
上の写真の石ゴカイで300円分ですが、私の場合1日釣りをしても余ります。
エサは石ゴカイが手軽でおススメ---(゚∀゚)---!
エサの付け方
石ゴカイは1匹掛けでは少し大きいので、ハサミで半分に切って、切ったところからハリいっぱいに刺します。
半分に切った石ゴカイもしばらくは動きますので、ハリにセットした石ゴカイが動かなくなったら、エサを交換しましょう!
石ゴカイは表面がヌルヌルしていますが、「石粉」と呼ばれる滑り止めの粉を使うと、驚くほどセットしやすくなります。
石ゴカイは半分に切る---(゚∀゚)---!
石ゴカイの扱い方はこちらの記事で↓
www.wosakana3.com
7.アブシンの探り釣りの仕方
アブシンは堤防の壁に張り付くように、何匹かで群れて移動しています。
堤防際の底の方で釣れることもありますが、中層から水面付近でアタリが出ることが多いです。
釣り場に着いたら仕掛けにエサを付けて海面をのぞきながら、水面下30cm(見えている深さ)ぐらいにエサを沈めて、竿を上下に動かして誘ってみて下さい。
そこにアブシンがいたら、どこからともなく表れて何匹かでエサの取り合い始めます。
見えないときは、水面から海底までアブシンがいる層を探ります。
具体的な釣り方を紹介します(´▽`)/
- 仕掛けにエサをセットします。
- 堤防の壁ギリギリに仕掛けをゆっくりと落とします。
- 30cmほど沈めたら、竿を30cmほどの幅で上下させてエサを動かしアブシンに誘いを入れます。
- 10回ほど誘ったら、ピタっと止めてアブシンが食い付くのを待ちます。
- 10秒ほど待ってもアタリが無いときは、リールから少し(50cmぐらいですかね?適当に。)糸を出して、また誘いを入れて待ちます。
- 誘って止めてを何度か繰り返しながら水面から底まで探ったら、今度は底の方から同じように水面に向けて、誘って止めてを繰り返し、アブシンのいる層を探します。
- アタリがあればその層を重点的に狙います。
- アタリが無いようであれば、堤防を横にも移動しながら探るとより効果的です。
堤防際の壁を上から下まで探る---(゚∀゚)---!
8.アブシンの探り釣りのアタリと合わせ方
アタリは、上下に誘いを入れているときにグググッっと引っ張られたり、止めているときにコツ、コツンと手元にきます。
どちらの場合もアタリがあれば、素早く竿を立てて合わせを入れます。
タチウオ釣りのような大合わせは必要ありません。
鋭く手首を返して軽く合わせれば、ビクビクとした心地いいアブシンの引きが伝わってくるはずです。
これで、
1匹ゲットですね(´▽`)/
コツ、コツンの後、素早く合わせる---(゚∀゚)---!
9.アブシンをたくさん釣るためのコツ
アブシンをたくさん釣るためのコツを紹介します(´▽`)/
1.壁際ギリギリを狙う
少し大きくなったアブシンは堤防の壁に張り付くように泳いでいるので、可能な限り壁ギリギリをこするように探ると釣果がUPします。
波対策のために足元がスリットが入っている(空洞になっている)ような堤防では壁際を狙えません---(;゚Д゚)---!
足元から壁が垂直に落ちているところで釣りをしましょう!
壁際ギリギリ---(゚∀゚)---!
2.意外と浅いところにいる
根魚を探り釣りで狙うときは海底を中心に狙いますが、アブシンは意外と水面付近にいることが多いです。
日によって違いますが5月ぐらいの大阪湾では水面下1mぐらいまで、エサや魚が見えていますがその見えている深さでアブシンが食い付くことが多いです。
エサを入れて誘いを入れるまでは見えていないのに、エサを上下に動かすとどこからともなく表れて、エサの取り合い始めます。
浅めを狙う---(゚∀゚)---!
3.いないときは置き竿
釣りの仕方の方で紹介しましたが、堤防際の探り釣りでは水面から海底まで誘って止めてを繰り返しながら、アブシンがいる層を探ります。
堤防に釣り人が少ないときは、横に移動しながら探っていけばいいのですが、ちょうどサビキシーズンも始まっているので私がいる大阪湾では横移動出来ない事があります。
1ヵ所で何回も誘って止めてまた誘って・・・を繰り返していると段々嫌になってきます。
集中力も無くなって、疲れてきます---(T▽T)---!
そんなときは、「置き竿釣法」に切り替えます。
その日、何度かアタリがあったり釣れたりしたのであれば、釣れた層(深さ)にエサがあるようにセットして竿を置いてアタリを待ちます。
全然アタリも無い日には、1mから1.5mぐらいの深さ(上から見てエサが見えなくなるぐらいの深さ)にエサをセットして置き竿にしておくのがいいと思います。
このときも、壁際ギリギリにエサがくるようにしておくことが大切です。
何匹かの群れを作り堤防の壁際を回遊しているので、ボーっと竿の先を見ながら、回ってきてくれるのを待ちましょう( ˘艸˘ )
疲れたら置き竿釣法---(゚∀゚)---!
4.竿を2本出す
竿をもう1本持っていき1本は置き竿、もう1本で探り釣りをすると効率がいいです。
アタリが無くて置き竿釣法に変えるときにも、2本の竿で違うタナにセットしておけばアブシンと出会える確率がUPしますね---(゚∀゚)---!
2本使う---(゚∀゚)---!
10.アブシンの締め方と持ち帰り方
釣れたアブシンは、新鮮なまま持ち帰って美味しく食べたいですね。
アブシンの締め方と持ち帰り方を紹介します。
釣れたアブシンは、「氷締め」にします。
氷締めは、たっぷりの氷をクーラーに入れて釣りに出掛けます。(私は、氷を買うのがもったいないので、家で作って持って行きます。)
釣り場でクーラーに入れた氷がつかる程度、海水を入れ氷水(潮氷)を作ります。
釣れたアブシンをハリから外して、氷水の中に入れればOKです。
釣りが終わって帰るときには、海水を捨てて、持ち帰ります。
釣れたアブシンは氷締め---(゚∀゚)---!
11.アブシン釣りに持って行く道具
竿、リール、タックルボックス、ハリス、クーラー(保冷剤、氷)、水汲みバケツ、エサ箱、エサ(石ゴカイ)、石粉、タオル、ハサミ、プライヤー、フィッシュグリップ、ビニール袋など。
シラサエビをエサにするときは、エビクーラーとエビをすくうアミがいりますね。
5月になると陽射しが強く日焼けするので、帽子、日焼け止めなども必要かと思います。
家族で行くときは、お弁当!
日焼け止め---(゚∀゚)---!
12.アブシンの料理
生まれたてのアブシンはから揚げが最高に美味しかったのですが、少し大きくなったアブシンもやっぱりから揚げが美味しいです。
15cmを超えるような大きさのアブシンは、3枚におろして、身はから揚げ。
骨は塩コショウだけかけて素揚げにする「骨せんべい」にすると美味しいです。
から揚げはホクホク、骨せんべいはパリパリでどちらもウマウマです!
他には、煮付けなどにしても美味しいですよ。
カラアゲサイコー---(゚∀゚)---!
13.まとめ
この記事では、「大きくなったアブシンを堤防際の探り釣りで楽しむ方法」を紹介しました。
短いテトラ竿で堤防際ギリギリに石ゴカイを落とし誘いを入れたら、見えているような浅い水深でどこからともなくアブシンが寄ってきます。
ピクピクと心地良い引きで釣れたアブシンを氷締めにして持ち帰ったら、から揚げとビールで乾杯ですね。
子供たちもホクホクのから揚げとカリカリの骨せんべいで、喜んでくれること間違いなしです!
サビキ釣りでアジやイワシを爆釣するのも楽しいですが、堤防際で1匹ずつ釣果を重ねていくアブシンの探り釣りも、なかなかマニアックで楽しい釣りですよ~( ̄∀ ̄)
春の暖かい日、ぜひアブシン釣りに出掛けてみて下さい!
楽しいですよ~(´▽`)/
では、また~(´▽`)/
アブシンのから揚げの作り方↓
www.wosakana3.com