こんにちは!うぉさかなです。
先日、リールの替えスプールを購入し、PEラインを巻いたのですが、巻いている途中で違和感が・・・。
あれ?あれ?なんかおかしい。
巻いたPEラインがスプールの上の方に偏(かたよ)っている!?
どーしたらいいの--- (T▽T)---???
リールの入っていた箱をガサガサ。
取り扱い説明書に対処方法が載っていました( ˘艸˘ )
この記事では、
「リールに糸を巻いたとき、上下どちらかに偏るときの対処方法(スピニングリール)」
を紹介します。
巻いた糸が偏った状態で釣りをすると、トラブルが多発してせっかくの釣りが楽しめなくなります---(;゚Д゚)---!!!
スプール調整ワッシャー(座金)と呼ばれる輪っかを追加したり、抜いたりすることですぐに直りますので、きれいに糸が巻かれたリールで、気持ちよく釣りを楽しんで下さい(´▽`)/
【もくじ】
1.今回の症状
リールは、ダイワの「18’フリームスLT1000S」です。
ネットで購入した「替えスプール」に、0.4号のPEラインを巻いたとき、スプールの上の方のラインがふくらみ逆三角形(逆ハの字型)になってしまいました---(;゚Д゚)---!
PEラインを巻く前は、ナイロンライン2号を巻いていましたが、そのときには問題無く巻けていました。
2.逆三角型になったときの対処方法
まずは、私のリールと同じように、スプールの上側が膨らみ逆三角形になってしまった場合の対処方法です。
上の説明書の上側(前巻きすぎる場合)の方です。
①スプールワッシャーを用意する
リールを購入したときに説明書などと一緒に入っている「スプール調整ワッシャー」(以下、ワッシャーにします)と呼ばれる輪っかを用意して下さい。
私の購入した、「ダイワ フリームス」には、3個のワッシャーが付属されていました。
シマノではスプール調整座金(ざがね)と呼んでいるようですが、意味も用途も同じです。
リールによっては付属されていない物もありますし、無くしてしまった方もいると思います。
サイズが合えば他のリールのワッシャーを代用してもいいですし、釣り具屋さんに頼めば、メーカーから取り寄せてもらう事も可能です。
ワッシャーの値段は、1枚100円程度です。
②ワッシャーを追加する
ドラグノブとスプールをリールから取り外し、シャフトと呼ばれる軸にワッシャーを1枚追加します。
先にセットされているワッシャーと重なるところまで、しっかりと押し込んで下さい。
スプールの上の方に糸が偏る原因は、リールを巻いたときに、スプールの位置が下がり過ぎている状態だからです。
ワッシャーを追加して、もう少し上の方でスプールに上下してもらいましょう---(゚∀゚)---!
ワッシャーの追加は1枚ずつ
ワッシャーは1枚ずつ追加していくのが基本です。
いきなり2枚も3枚も追加するのは、ナシです(ΦωΦ)
ただ、1枚追加してもダメだったときは、もう1度巻いた糸をどこかに巻き直さないといけないため、とても面倒臭いですね (T▽T)。
今回、私は2枚のワッシャーを追加して丁度いい感じになりました。
偏り方としては、かなり大きかったと思います。
上の写真(症状の写真)と比べて、同じような偏り方なら2枚追加と判断してもいいかもしれません。
また、下の写真は調整前(ワッシャー追加前)の巻き始めの写真です。すでにスプールの下の方にすき間(糸が巻かれていない所)があることが分かります。
こんなときには、糸を全て巻いてしまう前にワッシャーを追加する判断が出来ますね---(゚∀゚)---!
3.三角形になったときの対処法
私の場合とは反対に、三角形(カタカナのハの字型)になってしまったときは、リールにセットされているワッシャーを1枚抜くか、もっと薄いワッシャーに交換することで調整します。
ただ、説明書に「最低1枚はワッシャーを入れてお使いください。」との注意書きがありますので、1枚は残すようにして下さい。
1枚しか入っていないときは??
買った状態で2枚以上ワッシャーがセットされているリールは、1枚ずつ抜けばいいのですが、私の「ダイワ フリームス」には、ワッシャーが1枚しかセットされていませんでした。(セットされているワッシャーの厚みは0.5mm)
また、付属品のワッシャーは3枚とも0.5mmの厚みだったので、抜いたら1枚も残らないし、薄いワッシャーに交換することも出来ません。
もし、三角形に片寄ったときには、困りますね---(;゚Д゚)---!
シマノでは0.25mmの厚みの座金が購入可能なようです。
私がその状況になったら、書類を入れるクリアファイルなどを切って薄いワッシャーを作るか、説明書の「1枚残して・・・」を無視してワッシャーを抜いてしまうと思います。
4.偏るのは糸の太さにも関係がある
偏って巻かれたPEラインを、巻き直しのために元々リールに付いていたスプールに巻き替えたときにも、同じように逆三角形に偏りました。
巻いた糸が上下に偏るのは、リールによる個体差もありますが、リールに巻く糸の太さにも関係があるようです。
私のリールですと、ナイロンライン2号の太さならきれいに巻けますが、PEライン0.4号の太さなら、ワッシャー2枚分(約1mm)上側に偏る感じです。
ちなみに、ネットで太さ(直径)を調べたら、ナイロン2号は0.235mm、PE0.4号は0.108mmでした。
5.ダイワの場合、ワッシャーを取り外すのが大変
三角形に偏って巻かれたときは、ワッシャーを1枚抜く必要がありますが、このセットされているワッシャー、リールの軸から簡単には取り外せません---(;゚Д゚)---!
指でワッシャーをつかんで上方に引っ張るのですが、少し上がったところで軸に溝があり、この溝をなかなか越えることが出来ません。
セットしたワッシャーが外れないように、ワッシャーの内径(内側の穴)を小さめにしているのでしょうが、もう、本当に大変です!
ワッシャーが変形し、つめが割れて、指から血が出そうになるぐらい引っ張って、ようやく取れる感じでした。
私の場合、1台のリールに2つのスプールを用意し、PEラインとナイロンラインを使い分けることが目的でしたので、
PE0.4号を巻いたスプールを使うときには、ワッシャーを2枚追加して使う。
その後、ナイロン2号を巻いたスプールを使うときには、ワッシャーを2枚取り外して使う。
感じになります。
PEラインの後、ナイロンラインを使うとき、地獄です。
(たぶん、2回ぐらいで私の指もワッシャーも駄目になる。)
簡単に取り外せるように
指を守るために、ワッシャーが簡単に外せるように対策します。
ダイワさんに怒られるかもしれませんが、ワッシャーの内側をヤスリで削って穴を大きくします。
用意するのは、100円均一のダイソーで購入した「ダイヤモンドヤスリ」。
丸ヤスリを使いワッシャーの内側をガリガリ削ります。
シャフトの溝を軽くクリアー出来るまで、何度か試しながら削ります。
削った後は、バリ(突起している部分)と削った粉が残らないようにきれいに掃除してから、リールの軸にセットして下さい。
私がナイロンライン(ワッシャー追加無しで丁度いい方)を使うときは、スプールの上に取り外したワッシャーをのせて、購入時に付いていたケースに入れて保管しています。
6.まとめ
この記事では、「リールに糸を巻いたとき、上下どちらかに偏るときの対処方法(スピニングリール)」について紹介しました。
リールの軸にセットするワッシャーの枚数を変えることでスプールの動く位置を調整し、スプールにきれいに糸が巻けるようになります。
調整方法は、
・逆三角形のときは、追加する。
・ハの字型のときは、抜く。
です。
きれいに糸が巻かれたリールで、気持ちよく釣りをして、
たくさん魚が釣れるといいですね~~~(´▽`)/
では、また~(´▽`)/